こんにちは、マミネーです。
私たちが購入した中古戸建のリビングには、飾り天井が施されていました。
そのデザインは、昭和50年代に建てられた物件に多く採用されたようです。私の実家も同じような飾り天井だったので、思い出して懐かしくなりました。
しかし懐かしいその飾り天井には、思わぬ欠陥があったのです。
思わぬ欠陥。それは、
この見えないスキマを見逃したために、私たち家族は大変困ってしまうことになりました。
昭和50年代の中古戸建購入を検討しているかたは、飾り天井のチェックをオススメします。
私たちと同じ失敗をしないように、ぜひレポートを読んで、事前の天井チェックをしてくださいね。
それでは体験レポートをどうぞ!
【天井裏とつながっていた】飾り天井で困ったこと2選
原因:購入後の確認・リフォームをしなかったから
私たちが購入した中古戸建のリビングには、もともとレトロなシーリングファンがついていました。飾り天井と相性がよく、とても大人な雰囲気でステキでした。
でも子供には少し暗かったので、入居前に別の明るいシーリングライトへ変更しました。
このシーリング変更で満足した私たちは、飾り天井部分については特に確認せずそのままスルーしてしまいました。
それが悲劇のはじまりだったのです。
この後、想像もしないことで大きく悩まされることになります。
困ったこと①【夏】Gが侵入してくる
これは特に夏場のお話です。
わたしと娘のKちゃんは虫が苦手。Kちゃんに至っては、当時蚊すら叩けない大の虫嫌い。引っ越す前に住んでいたマンションでも、家族みんなが細心の注意を払い、虫が部屋に入らないようにしていました。
ドアは最短時間で閉めます!
買った家は築40年ほど経っています。経年劣化による隙間はある程度覚悟していましたし、マンションよりはどうしても虫が入ってきてしまうものだと、Kちゃんにも話していました。
でもイヤなものはイヤなので。玄関を出入りや窓の開け閉めは、マンションのとき以上に注意を払い生活していました。
しかし冬が過ぎ梅雨が訪れた頃、その努力を打ち消す日々が訪れることになるのです。
あの黒くてテカテカした素早い動きでたまに飛ぶアイツ(以後Gと記載します)が、めっちゃ出てくるんです!特にリビングに!!
筆舌に尽くしがたい苦痛です。
G駆除剤を撒いても置いてもダメ。効果なしです。
ひどい時は週に4匹とか見かけるんです。ただの地獄です。(号泣)
一番真っ青になったのは、リビングに着替えを置いてお風呂に入って裸で戻ってきたときに、リビングでGがブンブン飛んでいた場面でしょうか。Kちゃんと二人で裸で絶叫して、2時間近く激闘した記憶があります。
なぜこんなにGが出てくるのか不思議で仕方がなかった私たちは、ある日G対策家族会議を行いました。(イヤすぎる)
2階よりは1階でみかけるよね。
俺リビングの天井から出てくるの見たかも。
え?天井??
まさか!!と思って脚立を用意し、飾り天井を上からのぞき込んでみると。
なんと下からは見えない奥の部分にスキマがあり、天井裏とリビング空間はつながっていたことが分かったのです!
天井裏とリビングがスキマでつながっていたため、天井裏にいる虫は、リビングへ入り放題だったことが発覚したのでした。
マジか…。
これではどんなにドアの出入りに気を付けても意味がありません。ごめんねKちゃん。
Gだけでなく、他の虫や生き物も侵入する可能性を考えると、ほんとうにゾッとしました。
困ったこと②【冬】空調の効きが悪すぎる
こちらは特に冬のお話です。
中古戸建の前はマンションに住んでいたので、気密の高いマンションと比べればそりゃ戸建は寒いよね、と思って冬を過ごしていたのですが、それにしてもめっちゃ寒いんです。
え?戸建ってこんなに寒かったっけ??
この疑問は、先ほどのG問題で飾り天井が屋根裏とつながっていたことが判明したので、後日納得することになります。
いかに寒いリビングだったか分かりやすいよう、マミネーんちの冬場リビング暖房比較表を作りました。
中古戸建(以前) | 注文住宅(現在) |
---|---|
・リビング10畳 ・暖房設定24度 ・風量最強でも寒い ・足元に温風ヒーター | ・リビング16畳 ・暖房設定20度 ・風量最弱でも快適 ・追加の暖房器具不要 |
暖房事情比較表
現在住んでいる注文住宅のリビングのほうが広いにも関わらず、中古戸建のほうがとても寒かったのです。
その上電気代まで高かった。
昔の木造住宅なので気密性に劣る点もあると思いますが、やはりダイレクトに天井裏へ暖気が逃げてしまっていたのが大きな原因と考えられます。
解決方法:飾り天井のスキマを埋めた(DIY:非推奨)
再びの家族会議です。(悲しいよ)
このままじゃGが飛んでくるし、暖房もきかない。
なんちゅう欠陥天井じゃ!
スキマを埋めるしかない!
早速リフォーム業者さんへ連絡すると、工事期間は約1週間。その間はリビング利用不可。また工事費用が10万単位でかかるとの回答でした。こんなことなら入居前に確認して、スキマ埋める工事しておけばよかったなぁとホント反省しました。
それにしても期間もお金もかかりすぎです。
でもGは撃退したい。スキマは完全封鎖したい!
購入から作業完了まで、丸1日を費やしました。トホホ。
この作業後に2匹ほど出てきてやっつけましたが、それは作業前に出てきていたGだったようです。このギュウギュウ詰め作戦が功を奏し、以後家でGを見かけることはなくなりました。
後日調べると、断熱材のこのような利用方法はよくなかったみたいです。みなさんはマネしないようお願いします。
知らないってこわいですね。
やはりリフォーム工事は、プロに任せて安心しましょう。
まとめ 飾り天井は奥のスキマチェックを忘れずに
最後にこのレポートをまとめます。
- 築40年程度の中古住宅に飾り天井がある場合
- もし飾り天井の奥にスキマが開いていたら
- スキマが開いているのを確認したら
今回はちょっとレアケースなのですが、私たちの困った経験がどなたかのお役に立てたらうれしいです。
同じ経験がある人はぜひご連絡ください(笑)
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
他のレポートでも私たちの経験をお話ししていますので、よかったら見ていってくださいね。
またのお越しをおまちしています☆
マミネー